私たちアイドル工学研究所は「アイドル工学」という新たな学問領域を提唱しました。定款の「目的」には、上記のようにアイドル工学の進歩発達に邁進していくことを謳っております。詳細はあいさつをご覧下さい。
さて、アイドル工学と聞いて、「アイドル」と「工学」が似つかわしくないと感じた方も多いかと思います。また、アイドルを語る際、数字やグラフを引き合いに出すのは相応しくないかもしれません。アイドルの魅力は、理論でどうこう言える部分ではなく、理論をはるかに超えた全身で感じ取るような部分にあると、研究者一同日々感じております。
しかし、運営の視点に立ってみれば、よりよい運営を行い、より魅力的なアイドルを育て、一人でも多くの方にその魅力を受け止めてもらう上で、データは必要になってくるはずです。アイドルについて分析し、そのデータを広く一般に公開し、それを運営に役立ててもらえれば、ファンの側にはより魅力的なアイドルがもたらされるかもしれない―― そのように考えております。あるいは、データを眺めるのが好きな方にとっては、研究成果を面白いと感じてもらえるのではないか、とも考えています。
アイドルの魅力を高め、多くの方にその魅力を知ってもらい、「文化的な」アイドルライフを送ってもらいたい。私たちアイドル工学研究所は、そのような考えの下、ここに掲げた理念を追求していきます。